iPhone修理非正規店をとりまく状況
2018年03月20日 11時09分
これまでご紹介してきたように、iPhoneやスマートフォンの修理を得意とする専門店は、正規店のサービスが行き届かないエリアや、人々のニーズに対応することで台頭してきました。悪徳業者の存在があったり、非正規店による修理を受けるとアップルが提供する保証を受けられなくなったりと、一筋縄にはいかない問題があることも事実です。また、このスマートフォンを修理するというビジネスは、実は厳密には日本の法律において「イエス」とも「ノー」とも言えないグレーゾーンにあるのが現状です。ただ、国も現状については理解を示しているようです。
- iPhone非正規修理専門店、信頼性が課題
実は多くの非正規業者が、純正品と同じクオリティーを持つパーツを修理に使用しています。これは海外にある、メーカー純正パーツを制作している工場等から入ってくるもので、言ってみれば純正品と同じ物になります。メーカーは否定していますが、海外にはこのようなルートがあることは珍しくもなんともありません。サードパーティー製で信頼の置ける、クオリティーの高いパーツを使っている業者もあります。しかし、パーツはともかく、技術的に怪しい業者が存在していることも確かであり、業界の足かせになっていることは否定できないでしょう。
- 悪徳業者もいるという事実
- 悪徳業者の見分け方
1.まずはインターネットで修理専門店をリサーチ。良さそうな店に電話してみましょう。あまりにも他店舗との比較で安い価格を提供している店は疑った方が良いでしょう。
2.技術的に優れたスタッフであれば、電話の内容で、ある程度、故障の場所を判断できるはずです。
3.修理にかかりそうな金額の話があれば、ホームページに掲載されている修理料金と照らし合わせてみましょう。あまりにも金額に開きがあるようであれば、他を当たった方が良いでしょう。
実際に店舗を訪れる場合は、修理内容について細かな説明があるか、また、追加料金が発生する可能性についても言及があるかどうか、そのあたりを判断材料にすると良いでしょう。